謹んでこの度の震災および事故の被災者の方にはお見舞いを、ご遺族には心からの弔意を申し上げます。
当ページでは、2024年1月2日から「災害時のこころのケアに関する情報」を随時お知らせしてきました。時間の経過とともに、各所からの情報が整理されて発信されるようになって参りました。
そこで、当ページでも情報を以下のように整理しました。
〇災害時、知っているとよいこと
〇災害情報(厚生労働省、内閣府)
〇子どものこころのケア
〇こころの相談窓口
〇支援をする皆さんへ:災害時のころろのケアなどに関する対策、手引き等の情報
〇産業保健スタッフの皆さんへ:災害時の対応に関する情報
〇サイコロジカル・ファーストエイドに関する情報
今後も「災害関連の心のケアに関するお役立ち情報」は随時更新して参ります。
今回のような複合災害の頻発は、被災者の皆様やそのご家族だけでなく、連日の報道にお気持ちを痛めている一般の方も多いと思います。
衝撃的な出来事にまつわる映像や報道は、見ているだけでも私たちの心に知らず知らずのうちに負担をかけてしまうものです。
気持ちが辛くなること不安を感じることは私たちの自然な反応です。必要な情報は収集しつつも、SNSやテレビ等の見過ぎにはどうぞお気をつけください。
*災害発生後の時間経過と共に必要な支援が変化するのと同様に、時間差で心への負担が出ることもあります。「今ごろこんなことを言っては」と思ったり、「もっと頑張らねば」と思った時こそご自分のこころを一人にしないように、周囲の方と繋がってください。
*情報は多すぎると圧倒されてしまいます。一度に全て覚える必要はないと思います。必要な時に確認されることをお勧めします。
必要な方へ、必要なタイミングで、必要な情報が届きますように。
そして、皆様が一日でも早く、安心して生活できる日が取り戻されますようにと心から願っております。(2024年1月13日更新)
◆当ページでの情報に関する説明
*情報は、公的機関、各種学会等の公開発信情報を中心とし、それらトップページのURLをお知らせしています。必要な情報のURLをクリックしてください。
*対象者を広くカバーできるように情報収集をしているため、情報が重なっていることがあります。ご容赦くださいませ。
*元データを確認の上、当ページへ記載・更新をしていますが、元データの移転や削除、発信日時にタイムラグが出てしまうことがあります。ご容赦くださいませ。(2025年3月9日更新)
***
〇災害時、知っているとよいこと
◆筑波⼤学 医学医療系 災害・地域精神医学講座
https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/noto.php
#被災者、#セルフケア、#支援者、#震災直後に知って頂きたいこと
被災者の方、報道に接する一般の方、および支援者の方にむけて、こころのケアについて災害直後に知っていただきたいことを文章にまとめて公開しています。(災害直後でなくても参考になる資料だと思います。)
また「引用元(筑波大学 医学医療系 災害・地域精神医学講座)を明示していただければ、ご自由に再配布・転載していただいて結構です。」とのことです。
◆一般社団法人日本トラウマティック・ストレス学会
https://www.jstss.org/docs/2024010200012/
【自然災害】震災関連の記事を再掲しました。 #被災者、#支援者、#子ども、
被災地で不安な思いで過ごされている方々と、心理的支援を行う方々に向け、学会が作成した情報を再掲しています。災害報道への向き合い方や、小さなお子さんを持つ保護者が注意すべきこと等もまとめています。
以下、内容のインデックスを転記します。(1月2日付)
■被災地で暮らす方々のための資料集
*子どもの心のケア
・保護者のための災害後のストレスマネジメント
・危機後の子どものストレスに対処するために
・心的外傷(トラウマ)になるような出来事に対する子どもの年齢別の反応
・子どもとニュース
・災害に遭遇した子どもたちに対するこころのケアガイドライン
・災害を体験した子どものストレスとそのケア:保護者や学校教職員の皆様へ
*災害で気をつけるべきこと
・女性の視点に立った被災者の心のケア
・発達障害がある子どもの力を信じる・親を支える
*報道視聴について
・惨事報道の視聴とメンタルヘルス
■救助や支援にあたる方々のための資料集
・大規模災害後の心理的支援について
・惨事ストレスへの対応
・阪神・淡路大震災後の精神科医療および精神保健活動(精神科救護活動の詳細に関するURLも別途紹介)
・リーダーのストレスマネジメント
〇災害に関する情報
◆令和6年能登半島地震関連情報 →石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(厚生労働省)
大規模な災害が発生した際に厚生労働省に関係する施設などの被害状況や、これに対して厚生労働省及び関係自治体のとった対応等についてお知らせしています。→災害情報(厚生労働省)
*防災情報全般 →防災情報のページ(内閣府)
◆日本赤十字社【第44報】令和6年能登半島地震にかかる日本赤十字社の対応等について https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html
お知らせ:第44報に更新されています。(2025年3月9日確認)
〇子どものこころのケア
災害下における子どものこころのケアの手引きとリーフレット
#子ども、#障害児、#支援者、#保護者向け、#教職員向け #こころのケアの手引き
◆(一社)日本児童青年精神医学会 災害時の子どものこころのケアに関する情報
https://child-adolesc.jp/saigai/
◆Save the Children セーブ・ザ・チルドレン 緊急下の子どものこころのケア「子どものための心理的応急処置」
https://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/
*日本ユニセフ 災害時の子どもの心のケア 一番身近なおとなにしか出来ないことhttps://www.unicef.or.jp/kokoro/
◆東京公認心理師会 こども相談室 <(一社)東京公認心理師会>
https://www.tsccp.jp/k-s/
【電話番号】 03-3868-3626
【相談日】 日、火、水、金、土、(月、木を除く毎日)
【相談時間】 午前10時~12時、午後1時~4時
【相談員】 公認心理師及び臨床心理士(東京公認心理師協会会員)
*当会の常設電話相談室です。子育ての悩み等お受けしています。相談料は無料です。(通話料金はかかります)
*災害後のこどもの心のケアのご相談もお受けしています。(今の子育て環境が不安でたまらない、子どものちょっとしたことでイライラするようになった、被災地から避難してきたが近くの相談機関を知りたい など)
#子ども、#保護者、#震災
〇こころの相談窓口
◆「自然災害又は大規模な事故等による災害被災者のための心と健康の相談ダイヤル」<厚生労働省「こころの耳」>
https://kokoro.mhlw.go.jp/victims/
災害により被災された方々(事業者、労働者及びその家族等)などに対するメンタルヘルス及び健康に関する相談です。
#働く人とその家族、 #事業者 、#支援者、 #電話相談、#各種情報、
◆こころのケア、関係情報
→被災地での健康を守るために(厚生労働省-地震関連情報-)
→職場における災害時のこころのケアマニュアル(労働者健康安全機構)
→災害時こころの情報支援センター(国立精神・神経医療研究センター )
◆よりそいホットライン <(一社)社会的包摂サポートセンター>
https://www.since2011.net/yorisoi/
*よりそいホットラインでは、電話(フリーダイヤル)やSNSなどで相談を受け付けています。また外国語での相談も受け付けています。
#電話相談、#SNS相談、#外国語相談
◆こころのオンライン避難所 <(一社)いのち支える自殺対策推進センター>
https://jscp.or.jp/lp/selfcare/
*気持ちを落ち着かせるセルフケアの方法や、電話相談やSNS相を実施しています。地域相談窓口の検索や、参考・関連リンクも充実しています。
#電話相談、#SNS相談、#セルフケア情報、#相談窓口情報
お知らせ:「ほっとラインしゃくなげ東京」終了のお知らせ
*福島県外避難者のための電話相談窓口「ほっとラインしゃくなげ東京」は、2024年3月31日をもって終了しました。今後は、ふくしま心のケアセンター「ふくここライン」をぜひご利用ください。
https://kokoro-fukushima.org/fukukokoline/
ー以下、ふくここラインからの引用です (2025年3月9日確認)ー
「ふくしま心のケアセンター」では被災された方々の心の専門相談ダイヤルふくここラインを開設しています。 東日本大震災や原発事故による避難生活での不安や、気持ちが落ち着かず誰かに話しをしたい時などお気軽にご相談下さい。 専門の相談員がお受けします。
〇支援をする皆さんへ:災害時のころろのケアなどに関する対策、手引き等の情報
◆災害時のこころのケア、こころの状態の変化や留意点についての情報です。
#被災者、#支援者、#事業者、#子ども、#高齢者、#保護者、#自治体、#各種情報、#支援者マニュアル
*東京都「災害時のこころのケアの手引き」https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/fukushi/r5saigaitebiki.{…qxd (tokyo.lg.jp)
*長野県「災害時のこころのケア 2015」 dcare2015_allpage.pdf (nagano.lg.jp)
・災害時の心理状態等の変化と留意点 (P.2)
・支援活動の流れ (P.4)、
・災害時のこころのケア活動 (P.6)、
・特別に配慮を必要とする可能性が高い方への支援 (P.17~)、
・支援者自身のケ ア(P.30) など網羅されています。
〇産業保健スタッフの皆さんへ:災害時の対応に関する情報
<産業医、産業保健師、産業看護師、衛生管理者、労務担当者、の皆さん>
◆産業医科大学 産業生態科学研究所 災害産業保健センターhttps://dohcuoeh.com/notoearthquaketop/
#支援者、#産業保健スタッフ、#事業者、#産業保健、#支援マニュアル
産業保健スタッフ(産業医・産業保健師・産業看護師・衛生管理者・労務担当者など)に向けて、災害時の産業保健対応について情報提供をしています。
〇サイコロジカル・ファーストエイドに関する情報
サイコロジカルファースト・エイド(以下、SFA)とは、特別な治療法や専門職が行うものではありません。誰にでもできる、こころのケガの回復を助けるための基本的な対応法を、効率よく学ぶためのガイドマニュアルです。
現在、以下の2か所で日本語版を公開しています。
◆兵庫県こころのケアセンター 「サイコロジカル・ファーストエイド実施の手引き 第2版」日本語版
https://www.j-hits.org/document/pfa_spr/page1.html
◆ストレス災害時こころの情報支援センター WHO版 PFA
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/research_top_detail.php?@uid=KRLjKa8fZGgUFzEn
お知らせ:子どものSFA情報は、〇子どものこころのケアへ移しました。